おとといのNEWSを書いてから、気分は秋のサクバです。
ところで僕は本を読むのが苦手です。ひょっとして意外に思う人もいるかもしれませんが、活字の世界に入り込むのにとても苦労するのです。本は「モノ」としてはどちらかといえば大好きなのですが、お話を読むのがとにかくツライ。中でも特に苦手なのは、推理小説とエンターテインメント小説です(こんな事書いてるくせに推理小説の装丁は多いですが)。
どこが苦しいかというと、道具立てや情景などの「説明」を読むのが耐えられない。
たとえば「右手にはおそらくフランス製であろうアンティークのチェストが置いてあり、その上には祖父のものと思われる写真がこれもまた年代物の金色のフレームに入れられて飾られていた。しかし立派なフレームの上に溜まった埃を見れば、ここの住人が身辺の整理を頼むような使用人も雇っておらず、しかもそれらの調度品に対してほとんど関心を持っていないということは明らかに見て取れるのであった」とか
「彰子は博のために選んできたシルクのワンピースが、彼の興味を引かなかったことにひどく落胆し、観覧車の外に見えるガスタンクをまるでそれが彼自身であるかのようにそっと睨み付けた」とか(書いてみると結構面白いけど)こういう文章を読んでいると目と目の間がイライラしてきて全くお話の中に入り込めなくなってしまうのです。
(関係ないけど、ちょっと前に発見したのですが、活字を見るのと、活字を読むのでは全く目の筋肉の使い方が違います。読むと凄く疲れるけど、見てる分には全然疲れません。ひょっとして当たり前?)
読むのが嫌いってわけじゃないと思うので、本を読むのが好きな人を見ると憧れさえ感じます。「どうやったらあんな風に読めるんだろう?」と何度思ったことか。そんなわけで本を読むときは割と努力して読んでたりします。そんな読み方したって楽しくないですが、まあ仕方ないです。そういえば最後に自分で進んで本を選んで読破したのっていつだったけ?少なくとも2年ぐらいはそんなことしてませんね。仕事ではそれなりに読んでますが。お気に入りの本に出会うのは運もあるし結構難しいものですが、この秋はちょっと漁ってみようかな。


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