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20020919: どこにも属さず

自分がどこにも属していないと感じられることは僕にとって凄く大事なことです。
そもそもあらゆる人はどこにも属していないものだと思うのですが、たまたま行きがかり上どこかに属していると錯覚するようになるに過ぎない。そしてその錯覚はたくさんの思い込みや誤解や暴力的排除や暴力的崇拝を生み出す。なぜ人がそんなにどこかに属するのを欲するのかというのは、僕としては「寂しいから」の一言で片を付けておきたい。

そりゃ寂しいさ。誰だってね。
でも、どこにも属していないって事は寂しいだけじゃない。その感覚がなかったら感じられないようなことが山ほどあって、しかもその中にはいいこともたくさん含まれていると思う。っていうよりこの感覚がないところに大事なことがどれほどあるのかかなり疑問だ。

それにどこかに属することで寂しさが埋められるのならまだいい。埋められないでしょ?埋められるものじゃないんじゃないの。それでも属するんだよね。そこには一つ強力な効果があるから。
それは「忘れる」。
これは相当強力だ。何も解決しないけどやり過ごすことが出来る。しかし忘れ続けて何十年も経って、いざホントに一人になるって時に(死ぬって事ね)怖いだろうね、きっと。だから墓を建てて属し続けようとするんだろうけど...

と、そんなことはどうでもいいんだけど、例えば今日みたいな日、北の方や南の方や地球の裏側ではどうだったか分からないけど、ウチの辺りじゃひんやりした水のような風がほのかにあって気持ちが飛んじゃうくらい雲が高くて、見渡す限り以上に世界は広くて、そりゃあ気持ちのいい日でしたよ。どこにも属していないって、こういうことが気持ちよく感じられるためには絶対必要だなって、ね、思うんだよね。

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