←むうー。レスつけるのって難しいんですね。 子供の時間→

20021124: 訪問者

今日はなんかエアポケットに落っこちたような日でした。別に落ち込んでるとか疲れてるとかじゃないんですが、妙にリアリティがなくて、今は1192年のオーストラリア大陸です、とかいわれたら「そうだったんだー、へぇ、オーストラリアねぇ」と納得してしまいそうな感じ。

なんのこっちゃですね。でもないですか?そういうの。例えば休日で夕方ぐらいに起きて電話も一本も掛からなくて、誰とも話さない内に夜も更けて、ふと気が付くと自分はなんでこんなところにいるんだろう、ここってどこだっけ?ここでいいんだっけ?みたいなの。するとそこへノックの音。トントン。誰も訪ねてくる予定なんてないし、新聞の勧誘が来るような時間でもないけど、そんなこともあるのかもしれないという気になって、食べていたポテトチップスを飲み込んでからドアを開けるとグーフィーの着ぐるみを着た人が立っています。一瞬ぎょっとしたもののピザ屋か何かの宣伝かもしれないと思ってしまうのです。あり得ません。でも思ってしまったものはしょうがない。グーフィーは無言で紙を差し出しました。反射的にその紙を受け取ってしまいます。紙にはこんなことが書かれていました。

「セブンイレブンの正面から150メートル歩いて左折。
突き当たりの犬小屋の下。
主人は出張中、犬はいない安心しろ」

馬鹿じゃんと思って顔を上げるとグーフィーの姿はありませんでした。どうしたらいいでしょうか?だってメチャクチャ気になります。こんなことはそうそうあるわけじゃありません。興奮と理性がせめぎ合います。そして猛烈にのどが渇いているような気がしてくる。冷蔵庫を開けてみますが飲み物らしいものは一切なし。セブンイレブンにいってビールを買いたい。そうだそれはアリだ。とりあえずセブンイレブンまでいってのどの渇きを癒すのだ。時間は午前3時。外は冷えています。革ジャンに袖を通すときに自分が物凄く興奮していることに気が付いて狼狽します。ちゃっかりとマグライトと折りたたみナイフをポケットに忍ばせました。そうだよ、俺はこんなことを待っていたんだ。じっとしてる理由なんかないんだ。

外にでると予想以上に空気は冷たく、武者震いなのか寒くて震えているのか区別が付かない。通りにでるとたまに車が走ってきます。すると車の中の人間よりも自分の方がずっと誇らしげに感じられて思わずにやついてしまうのです。そしてセブンイレブンに到着。ビール売り場に行きましたが結局ビールは買わずに、ジャックダニエルのポケットボトルを買い支払いを済ませる、店員がやたら馬鹿に見えて吹き出しそうになってしまうがもちろんこらえます。店を出てすぐにボトルを開けラッパ飲みをします。イイ感じで腹にしみます。歩いて150メートル。確かに横道がありました。一度も入ったことのない細い道です。

ボトルを手に持ったまま細い道を進んでいきます。人通りは全くなく、たまに猫が逃げていく程度です。周りには人家も建っているけれど明かりのついている家は一軒もありません。この時点で気付くべきだったのです。いくら夜中の3時とはいえ、今時全ての家の明かりが消えているなんてどう考えてもおかしい。道は予想以上に長く1キロ以上はありました。ボトルの中身は緊張を紛らわせるために半分以上は腹の中に消えていました。ポケットの中のナイフを握りしめます。すると果たしてそこに犬小屋はありました。みすぼらしい犬小屋です。ここに一体何があるというのか!?グーフィーの真意やいかに!!!!

乞うご期待!(続かない)

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