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20030226: 「可哀想なジャミラ」

jamilla.jpgジャミラというのはウルトラマンに出てきた怪獣です。昔は有名な怪獣でしたが、今は知らない人もたくさんいるかもしれません。よくセーターなどを頭に被せてジャミラごっこをしたものです。でもこの絵はぜんぜん似てません。

知ってる人にはつまらないでしょうけど、ちょっとお話を紹介すると、火星(だったと思う)に打ち上げられた宇宙飛行士が水が全くない環境によって苦しんだあげくに変身してしまったのがジャミラです。とにかく地球に帰りたい一心で地球に戻ってくるのですが、そんなことを知らない地球人は化け物が侵略しに来たと思って攻撃しまくるのです。そして最後には可哀想に思ったウルトラマンが火星に帰してあげると。

救いのない話ですねぇ。話の中でジャミラが泥水の中でのたうちまわるシーンがあるのですが、そのシーンがなんとも哀れで(記憶曖昧ですが、たしか水を求めているのに、水を受け付けない体になってしまったんじゃなかったかな)、当時小学生だったサクバは見ていられないぐらいせつない気持ちになりました。世の中にこんな悲しいことがあっていいんだろうかと。しかし年をとった今の自分は思います。どんなに悲しいことだってあるのだと。そしてそれは特別なことではなく、誰にでもあるのだと。そんなわけで私は時々火星でひとりぼっちで生きているジャミラのことを思うのです。きっとジャミラのことですから、無性生殖を可能にするような進化でもして、立派なジャミラ一家でも作っているかもしれません。

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