February 2003Archive

去年の今頃、私は近くのマルエツというスーパーに買い物に行きました。鮮魚売場では雛祭りの歌が流れていました。もうそんな時期かーと思って半額のアナゴや半額のあおやぎなどを漁っておりました。すると

「おだいりさーまとおひなさまー
ふーたりならんで スガシカオー」

と少年少女合唱団の声が聞こえたのです。
天使のようなボイスで
?????
私はその場に立ちつくし何度も耳を澄ませましたがスガシカオにしか聞こえません。私の頭の中にはスガシカオが二人並んだお雛様の映像が離れなくなり、おかしくてたまらなくなり、ほっぺたがヒクヒクと引きつってしまいとても挙動不審なオヤジになってしまったのでありました。

そして今日もまた私はマルエツに買い物に行きました。いつものように半額のパンをゲットして鮮魚売場に近づくとまたもや雛祭りの到来を告げる歌が流れているではありませんか。私は忘れていたのです。まったく。しかし何かがあったはずだと心の声が叫びます。なんだっけ、なんだっけ、なんだっけ............と思っていると、やっぱり「スガシカオー」と歌ってくださったのでありました。思い出さなければ良かったと思っても後の祭り。私のほっぺたは弛むばかり。呪いのようです。3月3日を過ぎるまではこの呪いから解放されることはないでしょう。恐ろしや。

hana.jpg体の中で暖かくて重い水がたっぷんたっぷんゆってる。水の揺れに身を任せていると、そのまま沈んでしまってもう戻っては来れないの。さようなら。

眠いのです。強力に。生活のリズムがメチャクチャなんです。このところ。きのうは夜更かし、今日は早起き、要するに寝てないのです。今まで何回眠いという話を書いたでしょう。きっともうみなさん読み飽きていることでしょうね。わかってますとも。そんなに冷たい目で見ないでください。心が痛みます。ごめんなさい、嘘つきました。でもちょっとほんとあるね。中国人風に。ほんとに中国人は「あるね」を語尾につけるのでしょうか。それは009の中だけの話なのでしょうか。「じゃんね」とか「じゃけんね」とか「どすえ」とかではいけないのでしょうか。そもそも「あるね」というのはどこから導き出されたものなのでしょうか。方言でしょうか。ぼくは「あるね」といってる中国人を見たことがありません。見てみたいような気もするし、どうでもいいような気もします。吹き出してしまったらどうしましょう。日中関係に亀裂が入るでしょうか。「作場知生、「あるね」を聞いただけで大爆笑!差別行為として非難の嵐!」とか新聞に書かれちゃったらどうしましょう。ああ、そんなこと考えていたらほんとに吹き出しちゃいそうです。ダメだ、笑いが止まらなくなってきた。おかげで眠気が少し覚めました。ありがとうございます。

BBSの方で「ウェブアーティスト同盟(仮称)」なる妙な話題があがっていますが、実はかなり前からやりたがっていたことです。(詳しくはBBSの方をご覧ください)元を辿ると15年ぐらい前から。その頃は単なる雑誌として考えていましたが。

そしてこの一年ぐらいはウェブだったらかなりリアルに実現できそうだと思っていろいろ考えていたのです。SmokymonkeySにも話を持ちかけたりもしていたのですが、なんといってもまだ自分のサイトもできていなくて手一杯なのに、そんなにいきなり広げてもしょうがないから、もうちょっと時間をおいてからやるかと思っていたのです。まだどうなるかまったくわかりませんが、人がいなくちゃ始まらない話なので、興味がある人はとりあえず話に乗ってみてください。今のところレベルもへったくれもありませんし、集まった人で考えるようなものでもありますから、どうかお気軽に。

ところで何かをやるにはメディアの力は無視できません。ルのような個人サイトだって立派なメディアな訳ですが、集団の力とかそれによって他人に伝わる雰囲気とかイキオイとか安心感といったものは、個人サイトの力ではなかなか実現できるものではありません。それがどうにもならないから、いかにして既存のメディアに露出するかでみんな必死こくわけです。なんだかんだいって、まだまだテレビや本屋やコンビニの影響力は絶大で、ウェブなどはいくら頑張ったところでたかがしれているのです。だからといってウェブの力だって侮れないところまで育ってきているのも事実です。いきなりサラリーマンの始めたサイトが化け物サイトになることだってあるわけですから、やり方と内容次第では、既存のメディアに依存しなくても同じような効果が得られるようなことだってないとは言えません。無いとは言えないわけですから試してみる価値は大いにあるでしょう。

しかし何もプロモーションの為だけにやろうというわけじゃないのです。最初の頃に一度書いたことがあるのですが、ウェブにある情報って受け手のための情報は充実しているのだけど、送り手のための情報はとても少ないような気がするのです。何か新しいことを始めようとしたときに、そのための情報をウェブで探してもなかなか巡り会えない。コンピュータに関する情報だけは豊富ですけどね。例えば製本に関する情報なんてぼくが探した限りではまともなところは一件ぐらいしかありませんでした。アーティストが集まるんだったら、少なくともアートに関する情報はそこで交換しあえるし提供できます。そしてそれは有意義だと思うしコンテンツとしても面白いものなのではないかと思うのです。アートの語源は技術ですからね。

何度も書きますがどうなるかはわかりません。夢話で不発に終わるかもしれない。でも自分としてはとにかく面白そうだと思っているんです。

room2.jpg俺はエロしか描けんのか(笑)。俺はエロにしか興味がないのか(爆笑)。俺がエロいのか(大爆笑)。こうやってエロいのばかり描いて(狂笑)それで平気なのか(嘲笑)。そんなにエロいのばっかり描いてると(微笑)ほんとのエロオヤジになっちゃうぞ(超爆笑)。それでもいいんかい(激笑)。オマエのプロジェクトなんざ(苦笑)エロゲーになるのがオチってことだ(超大爆笑)。大馬鹿者が!(あり得ないスーパーミラクル大爆笑。アメリカ製ホームドラマ風に)

すんません。やってみたくなったので。

関係ないけど、この一週間ぐらい恥とプライドのことをずっと考えてます。これって同じものの二つの顔だと思うのですが、その元のものはいったい何かがずっとわからないのです。別にわからなくても困らないのでほっときますが、知りたい願望がムクムクとしてます。でもほっときましょう。

で、恥とプライドですが、恥はかかなくてはなりません。プライドも持たなくてはなりません。かくべきだし持つべきなのです。でも恥とプライドにもいろいろあります。少年期や少女期に植え付けられたようなものはさっさと捨てとくのがよい。自分の恥じゃないし、自分のプライドじゃないから。でもこれが一筋縄じゃいかなかったりする。そして首尾良く捨てることが出来ても安心は出来ない。なぜかというと、自分の恥やプライドになった途端に恥をかいたりプライドを持つことに自覚的になれなくなるからです。プライドも恥も更新され続けるものだとぼくは思っているのですが、それが出来なくなる。それを更新するためにはさらに恥をかいてプライドを持つというスパイラルを続ける必要があると思うのです。

たくさんのスパイラルを経た強い恥や強いプライドは魅力的でよいものです。少なくともぼくにとっては。ピュアだしクールだしエロティックだし、ストレンジでアンビリーバボーでグレートです。

汗を掻くように恥をかき飯を食うようにプライドを持とう。

lust.jpgほとんど徹夜なので眠気覚ましに絵を描きました。
まだ途中ですがこんなの半日では描けないのでとりあえずやめです。光の感じはけっこう気に入ってます。

ところでこの絵、かなりベタに描いてます。ほとんど技を使わずに淡々と。人体は少し前からそうなってきてるのですが、全てをこういう風に絵の具で描くように描いたのってかなり久しぶりな感じがしました。

なんか最近、なんでも手で描けばいいじゃん、って感じになってきているような気がする。ペインターでも試してみようかな。レイヤーとマスクをあまり使わないなら、あっちの方が軽くて良さそうだし。それになんといっても絵がグルグル回せるのが魅力だ。フォトショップも簡単に回せるようにしてくんないかな。だいたいキャンバスや紙で描いていた頃は回しまくっていたもん。そりゃもうDJ並みに。あ、でもこれは下手だってことか?まあ、いいや。

branco.jpg広大な空間 知らない 触れない 見たことのない 
緩く 重く 果てしない 
のっぺりとしているのに全てがあり
真っ暗なのにあらゆる色に見える

一人 そこにいると
あたたかく 寒く 親密なようでよそよそしい

その空間は その子をせかし 駆り立てる
不安でもあり 力でもあるものによって

ゆこう
切り取られた ちいさな四角にのって
ちいさな四角は頼りないのになくならない
わからない けど たぶん へいき

どこへ?
どこかへ 空間が導いてくれるところへ
遅い 怖いぐらい 速い 怖いぐらい
動いている? たぶん

いつまで?
終わるときまで

ずっと?
ずっと

elephant.jpg吐き出そうとしているのに自分が吐き出そうとしているものと一体化してしまうというのは怖い。それは吐き出すことが出来ないものかも知れないし、今気が付いただけで、最初からずっとあったものなのかもしれない。もしくは吐き出しているその時から時間が止まるようなことだったりするものかも知れない。

いずれにしても怖すぎる。
でも怖いことには蓋をしてはいけないのです。
蓋をしてもどこにも行ってくれないからです。
蓋をしている限りは永遠に存在し続ける。
いくら忘れたと思っていても、ふとした瞬間にそいつは目を覚ます。脅しているわけじゃなくて、なんでもそういうものなんだと思うのですよ。

怖いことがあるならば、それにはいつか向き合わないといけない。だったら向き合いましょうとも。

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