なんかこうなってくると、目の離れた人と言うよりも、目が横についている人と言う方が相応しい感じだな。バランス的に。
マンガで目が大きいのって、いかに目から人間が情報をえているかの表れだ。より人が情報を得ているものを誇張すればそれだけ伝わりやすくなる。これは一面的なことだけど、基本にはそういうことがある。これを突き詰めていくとキャピキャピの二等身キャラや萌えキャラが生まれてくるわけだ。完全に記号化されたキャラクター。それはそれで面白いと思う。エジプトの壁画だって似たようなものだ。でもね、それじゃ表せないものだってもちろんあるわけで、結局は世界や光やモチーフとのバランスなんだ。例えば極度に記号化されたキャラクターと精緻な機械的装置を同時に表現するのは難しい。コラージュ的な手法で違和感を見せるのだったら面白いだろうけど、一体化させるには無理がある。まず匂いというか感触というか居心地というかそんなものがあって、そこから全てが導き出されてこないと世界観みたいなものって見えてこない。あとは作る人間がその世界にどれだけ身をおけるかだ。望まれなかった世界は救われない。


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