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20040623: コンピュータ市場

コンピュータってごく一部の研究者やヘビーユーザのクリエータを除くと、あとは使い道が見いだせないようなごく普通の生活をしている人達がメインの消費者としていて、その大多数の人達は結局のところ家電の延長としての装置を求めているに過ぎないんだなぁということがよくわかった。そこでのハイエンドマシンの使い道といったら、3DゲームをやるかTVやビデオのエンコードをするぐらいしか使い道が無くて、逆にそこでハイスペックを要求されるほどアイデンティティが確立されていくようなマゾヒスティックな快感幻想が得られるという、よくある消費原理によって成立しているのが今のコンピュータ市場だ。

こういうことに批判的になっていたのは昔の話しで、今はそれもいいんじゃないかと普通に思えるのだけど、しかし実際のところ100万や200万は平気で使うわけですよ。ゲームのために。あるいはTVの録画のために。正確に言えばゲームを通したアイデンティティの確立のためだけど、まあ一緒です。でもコンピュータに限らず、バイクだってオーディオだって、本道楽だって、ファッションだって、全部一緒なので人の事なんて言えたもんじゃないのです。自分はそういうマニアだという自覚はまるでないし、実際そこまではまるようなこともないんだけど、俺の場合は仕事がそれらと区別が出来ないようなところもあるので、気持ちはよくわかるんです。でも、出来ることなら、せめて他人の作ったものじゃないもので遊ぶためにそれらがあったらどれほどいいかと思うわけですが、それは無理な相談なんだろうな。

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