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20041028: 「ポプラの秋」

湯本香樹実という人の書いた「ポプラの秋」という本を読んだ。素直できれいな文章を書く人だなぁと思った。このところ吉本ばななとかその他にも何人かの女の人の書いた本を読んだんだけど、この人の文章には焦りがなくて好感を持った。人のことを言えたようなもんじゃないけど、焦っている文章は駄目だ。絵で焦っているのも駄目だけど、文章で焦っているのは時間が関わってくるものだけに始末が悪い。やはり文章には「語り」とか「歌」の部分があって、それはとても重要なのだ。焦っていると時間が台無しになる。これは映画にも言えるな。歌として映画を作れる監督って、実はそれが一番大事なのに、実現できる人ってとても少ない。日本映画を見ているとそれで悲しくなることがとても多いので残念だ。焦っているんだよなぁ。

で、「ポプラの秋」、いいお話でした。ただのいいお話としてではなくてちゃんと終わらせている。印象としては小品という感じだけど、読んだ後に散歩に行きたいような気持ちになる。

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