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20041222: TRIGLAV

TRIGLAVというブラウザで出来る(といってもWindowsXP/2000のIE6限定だけど)カンパウェアという体裁で無料で公開されているアクションRPGにハマっている。ストーリーみたいなものは無く、ただひたすら50階から成る塔を攻略していく。ゲーム自体はまだ開発途中で、現在は40階までが公開されている。このゲーム、前にも二度ほど紹介したことがあるけど友人がインディペンデントに作っているゲームだ。でも前に紹介したときはMacしか持っていなかったこともあり、プレイしたのも他人のマシンで10階ぐらいまでしかやっていなかった。でも今は環境が出来たので思う存分遊べるというわけだ。

結構チキン野郎なので、現在最後の方のボス線で苦戦していて40階までは行っていない。しかしとにかく面白い。ゲームバランスはとにかく厳しい。洋物のゲームみたいだ。昔ブリザードという会社の作ったディアブロというゲームにハマっていたことがあるんだけど。それを思い出させる。実際作っている本人もブリザードのゲームは大好きだといっていた。かといってパクリというわけではない。充分過ぎる独自性がある。アイテムもメチャクチャ豊富で、ただ単に強いアイテムを装備すれば最強になれるというような感じではない。どのステータスもないがしろにされていなくて、どういうスタイルでプレイしたいのかを本気で考えさせられる。

ゲームなんて好みがあるから、あんまり厳しいゲームは嫌いだとか、もっとシステマティックにアクションを楽しみたいとかいろいろあるとは思うけど、ひとつのゲームのスタイルとしてこういう形があり、こういうスタイルが好みな人にとってはとてもよく出来ているゲームだと本気で舌を巻いた。

もともとSmokymonkeys(このゲームの二人組みの開発者)といろいろ付き合うようになったのも、俺がウェブ上でTRIGLAVの製作宣言を読んでその趣旨に共感してメールを送ったからだった。彼らがいなかったならルだって今とは違った形になっていただろうと思う。それぐらい影響を受けた。やりたいことを実現するためのスタンスが、趣味でも無く、かといっていわゆる受け仕事でもなく、なんかもっと違うやり方があるんじゃないかという、その単純な疑問と、その疑問への疑いのない突き進み方に嬉しくなったのだ。そしてその結果がここまで完成度が高いということにさらに喜びが膨らんだ。アホだなと。

でも、もったいない。ウェブなんてとても恒久性が低いメディアで(たとえばマイクロソフトがIEを別物にしてしまったらそれだけでプレイ不能になる。なぜならこのゲームは、HTML とJavaScriptとAsp(CGIみたいなもん)という普通のホームページを作るプログラム言語だけで作られているから)ここまでやってしまうなんて。実はそれも面白さであるわけだけど、50階まで完成したらアプリケーションにしてもらいたいとまで思ってしまった。

とにかくそのアホさ加減を知るためにだけでもプレイしてもらいたい。それだけの価値がこのゲームにはあると思う。これは単なるウェブページなのだ。ここまで作りこまれた、そして人を楽しませることの出来るウェブページには出会ったことがない。

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