ポップでカリカチュア的だったりカートゥーン的だったりするような表現は、ある意味表現の本質に基づいていると思う。表現は本来的に人工的なものだったことが良くわかる。
で、そういう価値に対抗するのはリアリズムという価値だ。リアリズムってのはとってもいかがわしい。なぜならそれは、より人工的な技巧を凝らすことで、それが人工物であることを忘れさせようとするようなベクトルを持っているからだ。だましてナンボ。それがリアリズムだ。
シュールリアリズムだのハイパーリアリズムだの言い方やジャンルわけはいろいろされているけど、基本はどれも変わらないじゃんって思う。だましのテクが変化したに過ぎない。これは2Dを超えて現代美術全般に拡大解釈したってそのまま当てはまる。要するにリアリズムってのは本質的にメタレベルを基準とした価値体系なのだ。これはもっと拡大解釈すれば科学にもそのまま置き換えることが出来る。
んでね、そういういかがわしいものが、いかがわしいものとしてある状態が好きなんだな。それってひねくれたポップだ。へそまがり。


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