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20060114: 物欲アート

物欲アートについてずっと考えている。物欲アートがどんなものかといえば、それは「入れ物込み」の作品を指す。俺が勝手に命名して俺が勝手に定義しただけだけど。

たぶんこれまでに何度も書いたことだと思うんだけど、どんな作品であれそれを楽しむ場所ってのはもの凄く重要なものだ。キリストの受難を描いた壁画は教会にあるべきだし、マンモス狩りを説明する壁画は洞窟にあるべきなのだ。絵であれ音楽であれ彫刻であれダンスであれ建築であれ、どんな表現形式においても無視できないものとして「入れ物」がある。

でも今の表現って入れ物とは切り離されている。それは近代以降においてテクノロジーが発達したおかげでより顕著になって、切り離されたことを補完するものとして額縁だったり見世物小屋だったりライブハウスだったりホームシアターだったりが発達したんだと思う。でもなんか不十分。その思いが拭いきれない。もっと現在の個人のあり方に対してふさわしい形式があるはずだと思う。で、食玩とかミニカーとかトレーディングカードとかのオモチャや、割り切りまくりのプレハブ建築なんかを見ていると、そこにかすかな未来が見えてくるような気がするのだ。

達成感に依存した物欲は、それで今の市場経済が支えられていたりもするし、俺の生活だってそれによって支えられてもいるわけだけど、そこにはどうしても限界を感じてしまう。新しい物欲。その可能性を探りたい。

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