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20070106: 相応しいスケール感

スケール感が気になる。それは例えば模型の縮尺であったりもするわけだけど、そういう狭い意味でのスケール感だけではなく、生活尺度とか、スピードとの比較においてとか、所有に対する欲望のあり方とかを含めた、かなり広い意味でのスケール感だ。

今に相応しいスケール感というものがあるのだ。それを求めて世界も表現物も変化していく。流通も市場もプロダクトもアートも変化していく。

興味があるのは、遅くても、密度によってスピードが保たれるようなスケール感。時計によって測られる単純なスピードと、優位性に対する羨望によって生み出されるくだらない差異のインフレーションの世界ではなく、社会という枠組みをもっと個人の生活レベルまで、可能な限り引き寄せた上でのスケール感。それは技術の革新と市場経済の爛熟のあとにしか生まれない新しい価値体系であるはずだ。そういう世界を見てみたい。

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