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20070328: 作品の完成度に興味が持てない

作品の完成度に興味が持てない。
困ったもんだと思う。
でも、困っているのは割と社会的な自分だったりもするので、ほんとのところはそれほど困っていなかったりもする。

完成度の為に身を削るのは無駄なことなんじゃないかという思いがどっかにあるのだ。いつも。

ここで勘違いしちゃいけないのは、完成度の意味だ。手を抜くということでは決して無い。完成度という概念を流動的に捉える必要があるんだ。表現しようとしていることに対する大した理解もありもしないのに、その表面を繕うなんて馬鹿げている。その表面とはたとえば、筆のストローク消すことであったり、切断した木材の断面を平滑に仕上げることだったりするようなことだ。

でもそういうことに意味が無いと思っているわけじゃない。こういうことの価値には二つの側面があって、一つは社会的な位置付けにおいて、その流通を滑らかにするような価値で、もう一つは、それが無いと作品が本質的に求めている機能として成立しなくなるように密着した価値だ。もちろんこの二つは両立し得るんだけど、前者に重きを置くと、そこには消耗しかなくなる。

なにがイヤだって、自分の製作スピードが、作品から求められていない価値、これを言い換えれば、自分が理解していない価値から、ブレーキを掛けられることなんだ。それって思いっきりアホくさい。こんな風に言い切れるのは、今ここに書いてみたからなんだけど、書いてみる前までは、それに振り回されまくってウンザリしていたというわけだ。ええかげん賢くなれと。

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