例えばこのサイトが、写真ブログと他人のネタの紹介ブログと、自分の作品の紹介サイトと、思いつきの放言ブログと、というように専門的に分化していくことが「メディアになる」ということなんだろうと思う。そこで腹をくくってやっていけば少なくとも千倍ぐらいのアクセスは余裕で稼げる。たぶん。ちょっとやってみたことがあるからわかるのだ。
そこで実現されるのは分かり易さだ。利用し易さだ。早い話が雑誌なわけだ。HOW TO本なわけだ。つまるところ人が望んでいるのは「自分にとって即役立つ情報」なわけだ。そしてこの「自分にとって即役立つ情報」という文章の中で最も核心にあるのは「即」というその一文字だ。これを「今」に置き換えてもいいのかもしれない。逆に言えば、役立つかどうかは「未来」に棚上げしておけばいいのだ。「胸は残して五日でやせたい!」とか、「超小型ノートPCが100円で買える!」とか、そこにあるのは99%翻弄に過ぎない。でも、五日でやせられるならそれもいいかも。100円で買えるならそれもいいかも、という気持ちがその情報を支える。そして、出来る限り、その情報が信用に足る情報源であるように見えるように、考えなくてもいいようにブランド化される必要がある。ニュースやゴシップ、テクノロジーや政治、あらゆるものが即時性の幻想の元に単語単位でブランド化される。
ブランドとは考えることを麻痺させるための専門化だ。メディアは手段を超えて、依存対象になる。それはイヤなんだ。とってもイヤだ。ただ、分かり易さを否定するつもりはない。それが依存に繋がらないならば。でもこれこそ幻想だったりするんだよな。


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