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20080803: 甲府盆地の夜

080803.jpg三日間、毎日電車に乗ったり、バスに乗ったり、そして毎日10キロ以上歩いて、気がついたらなぜか甲府盆地の夜だった。もしも前の日にうなぎ屋さんでうなぎを食べていたら、次の日は日本海を眺めながら途方にくれていたかもしれないのに、そんな風な移動を繰り返して、なぜかその日の夜は、大きなピアスをした外国人の経営するビルの二階の飲み屋に居た。

初めて訪れる町で、自分で用意しなくても、お金さえ払えば見たこともない食べ物が出てくるというのはなんという贅沢だろう。良く知った味のお酒を飲ませてもらえるというのはなんという贅沢だろう。それを愛想のいい外人やおしゃれをしたお姉さんがテーブルまで運んでくれるというのはなんという贅沢だろう。その上、飲み食いした後のグラスやお皿まで洗ってくれるなんて、なんという贅沢だろう。
080803-2.jpgしっかりした屋根と壁に守られた清潔なシーツにありつけるというのはなんという贅沢だろう。蛇口をひねればお湯が出るというのはなんという贅沢だろう。スイッチを押せば電気が点くというのはなんという贅沢だろう。

その日、初めて嫌な夢を見ないで眠った。
贅沢をしたおかげではなく、贅沢が贅沢に感じられたおかげだと思う。

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Comment(1)

いい旅だなあ。
うらやましい。

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