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20081121: 匿名

匿名であるということは恐怖であると同時に自由だ
匿名であるということは羨望されると同時に排除される
匿名であるということは美しいと同時に醜い
匿名であるということは欲情されると同時に憎まれる

どのように匿名でありたいかを説明するのはとても難しい。匿名でありたいという欲望に従えば従うほど、そこに従っていない人からは見えないものになっていくからだ。

隠れ蓑としての匿名性なんて要らない。
自分を檻に閉じ込めるような匿名性なんて要らない。
記号化のための匿名性なんて要らない。
そういうのは社会的な構造の中での匿名性であって、本人は名前を保持し続けているからだ。

俺が求める匿名性は、誰もが俺だと分かるように社会的には見えているにもかかわらず、まるで道端に転がったカマキリの死体のように匿名であるということだ。

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