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20081228: 水面下の経済効果

経済のことはよく知らない。
でも、誰もが可愛いと思う女の子が一人いれば、そこに経済効果が生まれるということは理解できる。同じように一台のカッコイイ自転車や、イカしたガジェットや、反則的な使い方をされた道具や、有り得ないように見えるダンスも、同じように経済効果を生むだろう。

こういうことは、直接的に経済に結びついているようには見えないかもしれない。むしろ消費側の側面として見えることだったりする。でもそれは違うんじゃないか。消費を消費と言わずに生産の一側面として捉えるなら、つまり、消費なんて行動は存在せず、あらゆる行動は生産であるという仮定に立てば、人が行うあらゆる振る舞いは随分と違って見えてくる。

きっちり化粧することも、自転車を磨き上げることも、クリスマスに家を電飾で飾り立てることも、それらは全て生産である。それを真似することも生産である。憧れている女の子と同じ口紅をつけるという意味での経済効果ではなく、憧れによって成された化粧は、その由来を飛び越えて現実に湧き出ているのだ。重要なのは自分の欲望において何事かが成されているということなのだ。そこではお金が動いているようには見えないかもしれないが、実は動いている。つまりそれらの個人的な消費活動として見られるようなことも、なにかしらを動かしているのだ。

統計に表れない効果、計算に入れられていない行為、把握されていない要素、参照するに値しないものとして切り捨てられている現象、そんなものが信じられないぐらい沢山あるんだと思える。

だから、統計はいつも疑ってしまう。計算の美しさには感心しても、その計算がなされた限定条件にはいつも疑問を持つ。切り取られた表現は部分でしかない。自分のことをとても天邪鬼だとは思うけど、表現し辛く、規定が難しく、統計することも出来無いようなものを大事にしたいといつも思うのだ。そしてそんなものはレアなことではなく、当たり前なのにそのようなものになってしまうからそう思うのだ。

07:30
しかし誰もが自分にとってこうあって欲しいという情報しか見えないように生きているし、俺もそうだし、このフィルターはどうにもならないなぁといつも思う。むしろ、そのフィルターは命綱なんであって、それの欠如なんて有り得ないとさえ思えるんだけど、そこさえも超えたいと思って沢山の人が情熱を燃やしているわけだよな。そんな世界は嫌いじゃないけど。

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Comment(3)

はじめまして。。。。
いろんな人のブログを見ていました。
参考にしたいと思います。
私のブログも見てください。

興味がなければ、すいません。スルーしてください。


言われてみると、なんか経済って言葉に現実味が無いような気がします。
お米が豊作だったら景気も急上昇とか、そういったものの方がずっと現実的なのに
株価とかなんだとか、そんな魅力の無いただの数字に世界中が振り回されてるって、大昔の出来の悪いゲームを世界中がしてるのかのよう。
槍もって獲物を追っかけてる民族の方がよっぽどリアルな生き方をしてる。

イナダ:
やりたい放題やって、そのツケが回ってきた感じはありますよね。ちゃんと次の構造に向かってくれりゃ、それでなんの問題も無いですけど、そうじゃないのはやるせない。

つかもう大晦日ですよ!
今年はあまりイナダさんとは遊べませんでしたが、来年も宜しくー!良いお年を!

ただ:
良いお年を!

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