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20090106: ランダム

ランダムはランダムではない。ランダムだと表現することは、目の前にある物をうやむやにする事だ。混沌と言う状態であると目の前の現象を納得させる、それは見ることを止めることであり、その止めた時にランダムと言う言葉が出てくる。しかし、どこまでもランダムと言う言葉を使わずに事象に向き合うのはとても困難だ。それは恐い事につながっているからだ。あまりにも明晰な認識はヤバイのだ。ヤバ過ぎるのだ。日々を過ごすにあたっては。それでもランダムと言う言葉を与えずに認識したい。ランダムな事象など存在しないということを自分の身に刻み込みたい。今目の前を流れていく不定形な雲はランダムではない。この林を形作る木々の梢はランダムではない。夥しい人々の動きはランダムではない。それらは全て、あらゆる相関関係のうちに生成された夥しいディテールなのだ。

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