March 2009Archive

090328-01.jpg自転車に取りつかれている男のメモ帳です。これはギドネットレバー(正面からも横からもブレーキが掛けられるレバー)のアイデアとか。090328-02.jpgチェーンガード。フロントのギアをシングルにしたら、やたらチェーンが外れるので。ほんとはギア板のデザインからやり直したいんだけど、欲しい歯数のパターンレスギアが手に入らないのでしばらくガマン。090328-03.jpg090328-04.jpgライトブラケット。090328-05.jpgで、だいぶ怪しいオーラが漂ってきたハンドル周り。もしもフレーム作っちゃうとこまで行ってしまったら、作品だと言ってしまおう。

モジュール化:規格が標準化され、その規格内において交換可能なシステムを作ること

モジュール化の可能性はあるところでは過激に進んでいるし、あるところではイラつくぐらい停滞している。例えば家電製品では、ほぼ完全に部品のモジュール化は無視されている。いくら省エネだと言い張ったところで、モーターやスイッチの寿命が来れば、その部品の代替品を手に入れることも出来ずに製品そのものが使えなくなり買い換えざるを得なくなってしまう。なんと言う無駄。

コンピュータの世界ではモジュール化はかなり重要になっていて、モジュール化を前提にしないでは市場が成り立たないぐらい重要な概念になっている(これをもっともっと拡大して、ソフトウェアや言語の世界まで拡大したってたぶんなんの問題も無い)。だが、こちらの世界では前提となるべき規格の更新が速過ぎるの問題だ。

モジュール化は、作る側、もしくはメンテナンスをしながら使う側の個人の自由度を飛躍的に高める。しかし一方で、既存のモジュール規格では実現できない革新的なアイデアの普及を阻む。冬眠と春の爆発の両方を抱える技術的フェーズだ。しかし現状を見たときには、どうみても規格の策定が追いついていないとしか思えないぐらい両者のバランスが悪い。モジュール化のメリットはもっともっと消費者と言われているような個人レベルに降りるべきなんだろうと思う。

電池を交換したり、洗濯機を買い換えたりするようなぐらいしか選択肢が無いようなモジュール化のレベルはどう考えたって低すぎる。モジュール化があらゆる大量生産品にもっとディープに採用されるようなシフトは貨幣への依存を低めることが出来るし、なによりも発見と創作の喜びを高めることが出来る。生きている時間を自分の側に引き寄せる助けになる、はずだ。

なのにそれがなかなか普及しないのは、生産者が技術を秘匿して消費者から金を巻き上げたいからでは無く、消費者といわれている人々が生産者といわれている人々に依存したいからなんだろう。

世の中には、凄くはなくても、凄く面白いものが沢山ある。
それは楽しいものだ。凄くはないかもしれないけれど。
つまり、凄いってことは誰もが頭を下げるようなことで、
凄く面白いってことは、自分が頭を下げるようなことなんだ。
どっちが大事かって、自分が頭を下げることに決まってる。

090313-2.jpg以前お知らせした睡蓮のCDが発売されました。空間の奥行きを感じるサウンドです。ぜひジャケットを眺めながら聞いてみてください。

090313-1.jpgこちらはお城のイラストを描かせてもらったワイン。このお城は有りモノを見て描いたわけではなく、自分で考えた存在しないお城です。お城がどんなものなのか、初めて知ったよ。そして丁度サドルの原型完成に合わせて届いたので、お祝いとして早速白ワインの方を飲ませてもらいました。とても白ワインらしい白ワイン。このワインはここで購入できます。もちろんお店でも呑めますよ。

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やっとサドルの原型が完成した。削り始めてから一ヵ月半ぐらい。考え始めてからだと二年半ぐらい。その間に自分で改造したサドルは五個。座ってみた既製品はたぶん30個ぐらい。アホか。

これからこの原型はガルクラフトの手によってさらに面出しをされてから型取りされ製品になる。これはこれでとんでもなく大変な作業だ。製品としての面の完成度、構造を出来る限りシンプルに成立させるための製法、新しい工法への習熟とトライアンドエラー、形にしてみてから判ることとその修正。それでも一ヵ月後ぐらいにはプロトタイプに跨れるだろうか。物凄い楽しみ。ちなみに今までの経過はこちらで見られます。

しかしこのところテンションあがりすぎて異常な状態に陥っていた。睡眠時間5時間ペースになっちゃうし、眼が覚めるとサドルのことしか考えてないし、起きると16時間ぐらいずっと削ってるし、少し形になると10kmぐらい走ってくるし、いくらやっても疲れないし、ドーパミン出まくり状態。こんなのはHideout展以来かもしれない。おかげさまで髭も髪の毛も伸び放題。日記の更新なんて出来ません。メールの返信もウェブのチェックもしてません。唯一細々と更新していたのはTumblrぐらいのもんだw

で、肝心のサドルはというと、何回座面を削り直したかわからないぐらい削り直しをし、100回ぐらいシートポストに付けたり外したりし、2-300kmぐらい試乗し、考えられるあらゆる形を試し、天国と地獄を何回も行き来した結果、とりあえず自分だけは有り得ない乗り心地を体験することが出来た。ガチガチなのにまるで座布団に座っているみたい。誰も信じてくれなさそうだけど。あとはこの乗り心地がどれだけ多くの人に感じてもらえるかだ。前回の形に比べると、お尻の支え方そのものが違うので、汎用性は相当上がっているはずなんだが、こればかりは座ってみてもらわないことには判らないので凄い不安。確かにセッティングはシビアだし、自分でも取り付け角度がたった1度ぐらい変化しただけで、その乗り心地は再現されなかったりもするんだけど、それはどんなサドルでも同じことなので、その人のベストセッティングが出せさえすれば、かなりのイイ線はいけるものになっているんじゃないかと思うんだが。まあ、あとは出来てからのお楽しみだ。とりあえず人間のお尻にはもの凄く詳しくなりました。

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