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20101203: 遠くに行く。

遠くはすぐそこにある。その遠くは目の前に生えている一枚の葉っぱが風に揺られた時に運ばれてくる。その葉っぱが風に吹かれて枝から離れた瞬間にやってくる、その枝から離れた葉っぱが肩に落ちた瞬間にやってくる。肩に落ちた葉っぱが足元に落ちた瞬間にやってくる。足元に落ちた葉っぱが美しい蛾に止まられた瞬間にやってくる。そしてその葉っぱを踏みしめた瞬間に、踏みしめられて土となり、枯葉であることやめて新しい芽となり、音もしない柔らかさをまとった時にやってくる。

遠くはいつも見出されるのを待っている。でもいつも僕はそれを望みながら遠くを遠ざけている。
遠くに近づきたい。もっと近づきたい。

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