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20120707: 旋盤日記:Lorch LL Latheレストア-その2

前回の続きです。
120707-01.jpg120707-02.jpg塗装に入る前に磨きだしになる部分を磨いておきます。
120707-03.jpg120707-04.jpg磨きだし部分をマスキングします。使っているのは3Mのマスキングテープ。エッジでの塗りわけが多いのでカッターだと切りづらく、文字以外のほとんどを先の尖ったハサミで処理しました。
120707-05.jpg120707-06.jpg120707-07.jpg塗料はどうしようかと考えていたら、GullCraftが「焼付け塗装用の黒があるよ」と言ってくれたので、お願いすることにしました。ありがとうー。
もちろん何色でも好きなように出来るわけですが、機械は黒が好きなんです。金属がとても良く引き立つ。120707-08.jpg120707-09.jpgマスキングテープを剥がします。おおー、美しいー
120707-10.jpg120707-11.jpg120707-12.jpg仮組みして見ます。ピカピカですよ。惚れ惚れ。かっちょえー
この後に主軸回りのすり合わせも行って、完全に組み上げましたが、まだ終わりません。後やらなければいけないことは

  1. 欠けたプーリーと折れたハンドルの補修。これは溶接かロウ付けで行います。上手く行くかなー。
  2. 動力の調達。まず人力でいくか電気でいくかで悩んでます。工業用ミシンの足を調達してくればフライホイールがデカイのでそこそこいけそうな気もするんですよね。ただし嵩張る。あと旋盤のプーリーは左側なんですが、ミシンは右側なんです。これはどうにかなるだろうけど。足踏みのいいところは電気代が掛からないこと以外にも変速が自在なところじゃないだろうか。しかしフライホイールの慣性力によるところが大きいのですぐに止まることはできないですね。電気の場合だと200Wぐらいのモーターが丁度いいのかな。大きければ大きいほど重切削が可能になるわけですが、あんまり電気を食うのはいやです。
  3. チャックの調達。現状は2.3mmのコレットチャックが1本ついているだけなので、これじゃ使えません。どこかから三つ爪のスクロールチャックを見つけてこなければ。取り付けはM19のピッチ1なのでマウントも作らなければなりません。しかしこの旋盤は変なネジが多いです。一応メートル規格で作られているんですけど、荒いネジや細かいネジ、11mmとか9mmのネジなど、普通じゃあまりお目にかからないネジがそこいらじゅうに使われています。ということをGullに言ったら、ドイツの製品はみんなそうらしい。そうなのかー知らなかったよ。
  4. 刃物台の改造。これについている四面刃物台はオリジナルじゃなく前の所有者が作ったもののようです。まあそれはいいんですけど、現状だとバイトが6mmまでしか使えません。今メインで使っているバイトが9.5mmなので出来ればこれを使えるようにしたい。ただし寸法がかなり微妙です。たぶん一番いいのはクイックチェンジ刃物台とか言うやつを付けることでしょうね。しかしいいお値段です。自作している人も沢山いますから、いずれどうにかしよう。とりあえずは少しフライスで削って8mmぐらいまでは使えるようにしておきます。
  5. 芯押し台のテーパーの改造。この芯押し台、センターなどを差し込む穴がストレートホールです。元からそういう設計なんですが、一体これでどうやって使っていたんだろうか。普通はモールステーパーという、ごく緩いテーパーになっていて、そのテーパーの摩擦で固定するんですけどね。これだと今揃えているドリルチャックだの回転センターだのが生かせないのでテーパー穴に削りなおそうかと思っています。

というわけで、まだ使えるようにはなりません。時間は空くだろうけどたぶん次回に続きます。
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【関連リンク】
旋盤日記:Lorch LL Latheレストア-その1
旋盤に夢中:サカイマシンツールML-210

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