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20130122: ロマンティックマシン

あなたを引き裂く人はそこには居ない。
私を引き裂く人はそこには居ない。
誰もが自分を本当に引き裂いている人を見ようとせずに
見当違いな人に責任を負わせようとする。

クソみたいなロマンティシズムで世界は回っている。
誰もがクソみたいなロマンティックマシンの歯車だ。
ロマンティックマシンは嫉妬と恨みと人工的な幼さをエネルギーにして回るのだ。
欲情は勃起や股間の充血から離れ
脳髄に血液を供給することで欲情という役者を演じるようになった。
パンパンに膨れ上がった脳みそは筋違いな役割にウンザリして弾けることを夢見るようになる。
いつか弾けるその日を夢見るだけで永遠の生が約束される。

準備することなんてしない。
備えたって、決定的な何かが起きないように生きるならば、意味なんて無い。
例えその決定的な何かが起きたところで、
準備さえしていなければ、なんの問題も無い。
だって、それは不測の出来事なのだから。
そうやって回るのだ。このロマンティックマシンは。

それなのに
誰もが引き裂かれている。
誰もが見ようとしないものによって。
その対象はすぐ目の前にあるのに。
それに気づこうとしないことだけが賢さであるように関係性が築かれる。

脅威も恐怖も流れも空間も温度も重力も何も無い。
無いわけが無いのに
血流を送られすぎた脳はそれを無いものにしたがるのだ。

そろそろ止めてもいいんじゃないの?
と誰かが囁く。
でも誰も言うことを聞かない。
誰もの耳元でそれを囁いているのは誰なのか?

今日も聞こえる。
そろそろ止めてもいいんじゃないの?

決められるのは私だけだ。

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