June 2013Archive

130604-01.jpg130604-03.jpg作場金属製作所というのは俺が小学校の低学年の時に潰れた、親父のやっていたプレス工場の名前です。Lorchの旋盤を手に入れてからもうすぐ1年になるわけですが、あれからというものひたすらオークションでサビサビの工具を集め続け、磨いちゃ直してを繰り返し、とうとうこんな姿になってしまいました。まだまだ足りないものや、出来ないこともいっぱいあるのですが、とりあえず自分の作りたいものが始められそうなところまで辿り着いてきたと言うところです。


130604-02.jpg右手前はよく使う木工用のバンドソー。これで15ミリのアルミ板も切り出ししてます。剛性不足が悩みの種。もっとしっかりしたやつが欲しい。その奥はケガキコーナー。400ミリの定番にメインのハイトゲージ。片パスやVブロックなど。左手前に見えるのは富士電機の精密小径ドリル。


130604-08.jpg玄関は金属の粉が大量に出る削りコーナーに。両頭グラインダーは刃物研ぎ用。削りの主力はサンダーとベルトサンダー。


130604-06.jpg歯科技工コーナー(笑)。いつのまにか歯科技工士のツールがかなり集まってしまいました。写真に写っていませんが技工用のとても古いエアコンプレッサーもあります。これでリングファーネスと遠心鋳造機が合ったら自分の歯が作れますね。


130604-07.jpgこちらは叩きコーナー。写真に写っていない右手前に自作のサンドバッグ。そして当て金が色々見えますが、全然足りてません。鍛冶屋が出来ればいいんですが、さすがに借家でアセチレンは難しい。そして当て金は売って無いわけじゃないんですが、非常に高価です。いきおい代用品を探しまくることになります。犬釘だのハンマーの頭だの、使えそうなものは何でも使います。奥は焼き鈍しとロウ付けコーナーです。ロウ付けはトーチを持っているんですが、プロパンが使えないので悩み中。その上には大量の金槌。こっちは大分揃ってきた。


130604-04.jpg130604-05.jpgLorchの旋盤その後。やっとまともに使えるようになりました。最初は足踏みにしたかったのでミシンの足を入手したんですが、問題山積みで頓挫。結局電動になりました。日立の古い200Wのモーターに三木プーリーのモータースライド台。これでベルトのテンションは自由に変えられます。プーリーは真鍮丸棒からの削りだしで500-1200回転ぐらいの3速。結構無理な削りが多いのでもっと低速が欲しいところです。チャックは北川の3インチ。ちょっと大きすぎますが、まともなチャックで中古が出るものとしては最小の大きさ。精度は1/100ミリ以下で素晴らしいです。刃物台はプレーンなオリジナルに近いものをアルミから削りだしました。これで11ミリまでのバイトが掴めます。ちなみ今付いているのはオリジナルデザインのローレットホルダー。テールストックは新品のモールステーパーリーマーを購入して削りました。自動排出もバッチリ。普通の旋盤を買っていればこんな苦労はしなくて済むのにね。どれだけ手間掛けてんだか。


130604-09.jpgこれはボール盤を改造したなんちゃってフライス。まともなフライス盤が欲しいんだけど、なかなか部屋の中に置けるものでかっこいいのが出てこないものだから、痺れを切らして、大昔にGullからもらった精工舎の13ミリボール盤を改造してしまった。まずは完全にオーバーホールして、ベアリングやカーボンブラシを交換。もともとテーブルの上下機構が付いていなかったので、重心を低くするためと、剛性を上げる為に、ヘッドそのものを動かすようにした。スライドテーブルは中国製の中古の安物。噂には聞いていたけど酷い代物だった。スライド部分は全部摺り合わせをしてハンドルも交換。なんとか精度もそこそこに、まともに動くようになった。微動送りも無いと不便なので、間に合わせとして真鍮の大型ナットを作ってつけてある。これでもあると無いとじゃ大違い。しかし所詮ボール盤。最大の弱点はチャックの根元の部分の剛性不足で、深い切り込みや、堅い素材のミーリングはとてもじゃないけど無理。それでもアルミや真鍮ならそこそこ削れるので、作品作りに限ってはどうにかなりそうだ。いずれちゃんとしたのを手に入れて、その時には、便利なボール盤として活躍してもらうことにしたい。


130604-10.jpgでもって作場は一体何がやりたいのか。ということでまずはアルミのお腹などを叩いているのだ。いずれこんなものがもぞもぞと動きだすであろう。
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【関連リンク】
旋盤日記:Lorch LL Latheレストア-その2
旋盤日記:Lorch LL Latheレストア-その1
旋盤に夢中:サカイマシンツールML-210

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