May 2014Archive

全ての道具は楽器なんだと思った。楽器とは何かと言えば、入力と出力の関係において、要求される共鳴を導き出すためのシステムだ。要求される共鳴には、必要とされる振動数によってあらゆるスパンが選ばれる。1000年で一回転するようなものから、0.001秒で一回転するようなものまで、その要求は様々だ。

そのようにしてあらゆる楽器が要求に沿って作られてきた。恐らく音楽における楽器というのは、耳を基準にした楽器であったのであろうけど、それが切削を基準にした楽器であったり、腐敗を基準にした楽器であったり、成長を基準にした楽器であったり、老化を基準にした楽器であったりしてきただけなのだ。

そして、その入力と出力の関係性は、常に双方向的に振動する。それは何を意味するかと言えば、共鳴を目的とした楽器という道具でさえも振動し続けなければならないということだ。おそらく、人間の身体も、楽器として保つことが最善なのではないかと思える。振動を制御するための振動する楽器として。

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