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20150217: 機械的な少女-1:Mechanical Girl-1

mechanical_girl.jpgこの絵は知っている人も居ると思うけど、1988年に描いた”機械的な少女”という絵だ。これを描いた当時、描いている途中から、これを立体にして動かしたいという気持ちが湧いてきて、我慢できなくなった。しかし実際には、ベニヤの基板にプラ板でプーリーを作って輪ゴムで動かすところまでで終わりという、なんともお粗末な結果で諦めたのだった。

あれから25年。それなりにいろんなことを経験してきて、金属の加工やエンジニアリングに対しても、昔に比べればの話ではあるけれど、随分と理解や経験を深めることができた。そして、ひょっとして今なら出来るんじゃないの?と思ったのが3年ほど前のこと。しかし家には本格的な金属加工が出来るような設備も無く、実際に作ろうと思って考え始めてみると、簡単には越えられないハードルがいくつもあることがわかった。

そんなわけで、まずは金属加工が出来るような設備をそろえて、旋盤加工やフライス加工が出来るようになろうと夢中になった結果が、前に書いた”作場金属製作所”という日記なのだった。あれからそれなりに練習もして、少なくとも金属の機械加工に関しては初心者のちょっと先ぐらいまでは行くことができて、必要としている部品を作れそうな自信が付いてきた。

しかし機械加工だけじゃこれは作れない。今の計画では、顔やお腹も全て金属で作るつもりでいるのだから、鍛金と呼ばれる技術も必要だ。これに関しては数ヶ月をかけてアルミのサドルを作ったりしたことはあったものの、顔を金属で絞るなんて、とてもじゃないけど無理なレベルでしかなかったから、これも練習をした。そしてついこの間、やっとこれも作れそうな感じになってきた。

まだある。これは滑らかに動く予定のもなのだから、まずは基本動作となるリンケージの設計をしなくてはならなかった。しかしこれはとても優れたソフトに出会えて、どうにかなりそうなところまできた。

というわけで、たぶん他にも難関はいっぱいあるんだろうけど、少なくとも、形には出来て、思い通りではないにしろ、動いてくれるものが出来そうだという感触がやっと得られたところだ。その感触が得られたら製作日記を書こうと思っていたので、こうして書いているわけだ。まだ設計段階だし、設計が出来るだけでも数ヶ月かかると思うけど、ぼちぼちと公開していくつもり。


MG150217-2.jpg

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Comment(5)

tumblrで見て、これは立体にするべきだと思って
こっちに来てみたらそういうことになってたんだね。
そういうデッサンだもの。

わー!!動くのですか!楽しみにしています!

dobo:作るべきものがあって、そのために絵を描くってのは、やっぱり楽しいもんだなと実感してるよ。頭の中が絵じゃなくて、構造や材質や工法で満たされているというのがいい。

やぎさん:動きますよー。今はまだ動かしたいところが多すぎて、これから減らさなければなりません。気長に待ってください。

待ってます。

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