photo

090312-1.jpg090312-2.jpg090312-3.jpg090312-4.jpg090312-5.jpg

Click to Enlarge

やっとサドルの原型が完成した。削り始めてから一ヵ月半ぐらい。考え始めてからだと二年半ぐらい。その間に自分で改造したサドルは五個。座ってみた既製品はたぶん30個ぐらい。アホか。

これからこの原型はガルクラフトの手によってさらに面出しをされてから型取りされ製品になる。これはこれでとんでもなく大変な作業だ。製品としての面の完成度、構造を出来る限りシンプルに成立させるための製法、新しい工法への習熟とトライアンドエラー、形にしてみてから判ることとその修正。それでも一ヵ月後ぐらいにはプロトタイプに跨れるだろうか。物凄い楽しみ。ちなみに今までの経過はこちらで見られます。

しかしこのところテンションあがりすぎて異常な状態に陥っていた。睡眠時間5時間ペースになっちゃうし、眼が覚めるとサドルのことしか考えてないし、起きると16時間ぐらいずっと削ってるし、少し形になると10kmぐらい走ってくるし、いくらやっても疲れないし、ドーパミン出まくり状態。こんなのはHideout展以来かもしれない。おかげさまで髭も髪の毛も伸び放題。日記の更新なんて出来ません。メールの返信もウェブのチェックもしてません。唯一細々と更新していたのはTumblrぐらいのもんだw

で、肝心のサドルはというと、何回座面を削り直したかわからないぐらい削り直しをし、100回ぐらいシートポストに付けたり外したりし、2-300kmぐらい試乗し、考えられるあらゆる形を試し、天国と地獄を何回も行き来した結果、とりあえず自分だけは有り得ない乗り心地を体験することが出来た。ガチガチなのにまるで座布団に座っているみたい。誰も信じてくれなさそうだけど。あとはこの乗り心地がどれだけ多くの人に感じてもらえるかだ。前回の形に比べると、お尻の支え方そのものが違うので、汎用性は相当上がっているはずなんだが、こればかりは座ってみてもらわないことには判らないので凄い不安。確かにセッティングはシビアだし、自分でも取り付け角度がたった1度ぐらい変化しただけで、その乗り心地は再現されなかったりもするんだけど、それはどんなサドルでも同じことなので、その人のベストセッティングが出せさえすれば、かなりのイイ線はいけるものになっているんじゃないかと思うんだが。まあ、あとは出来てからのお楽しみだ。とりあえず人間のお尻にはもの凄く詳しくなりました。

090215-01.jpgきのう、友人二人に製作中のサドルのテストライドをしてもらった。最初は渋い顔をされるものの、その場でペーパーで削って変更を入れ、要求を取り入れていくと、すぐに何とか乗れる状態になり、何度かそれを繰り返すことで、そこそこの乗り心地まで持っていけたようだ。どの変更もサドルの基本的な面構造を変えることなく、自分ではシビアじゃなかった部分に対する許容度を広げるような変更で済んだので、このままより多くの人に座らせていけば、かなり汎用性と快適性を両立できる方向に持っていけるんじゃないかと思っている。その後原型は友人に託し、大阪まで旅をさせることに。090215-02.jpg昨日の成果を忘れないように、断面図を加えてメモ。基本的な構造はそのままに、もう一回ぐらい座面を削りなおす必要がありそうだ。

090212-01.jpg自転車のサドルのことしか頭になくて、更新が滞りまくってしまいました。これは4回目の削りが形になってきたところ。かなり骨盤が要求する面の構造が理解できてきて、シンプルでなおかつ荷重が理想的に分散されるラインがわかってきた。嬉しくてひとりでニヤニヤしています。当たり前だけど面白いのは、全くといっていいほど意匠を与えていないのに、ちゃんと美しい形になっていく点。何が当たり前かって、意匠を施してないから美しいんです。でも改めて、そういうものなんだなぁ、と感心してしまう。もちろん自分のケツに限って言えば乗り心地も夢見心地になりつつあります。090212-02.jpg夢中で骨盤の要求を理解しようとしている図。
090212-03.jpg歴代サドル

090206.jpgこの三日間、ずっと自転車のサドルを削っていました。オリジナルサドルです。既に削りは三回目。描いたデザインは数知れず。

一応カーボンかケブラーで商品化予定です。モデリングとデザインは俺。製作販売はガルクラフト。普通の人からすると信じ難いお値段になる予定。ママチャリ何台買えるのよ、みたいな。果たして無事販売に漕ぎ付けることが出来るのか。乞うご期待(ってここを見てる人はほとんど興味なさげだがw)。

製作過程や細かいうんちくは、あとでa bicycle tripにでもアップするかもだけど、とにかく乗り心地優先の軽量サドルです。今売られているどんなサドルよりも乗り心地のいいサドルにしたい。さすがに全ての人にとってというわけには行かないだろうけど、過半数ぐらいの人が超快適になれる位のものは作れそうな気がしているんだが、どうなることやら。

090201.jpg

Click to Enlarge

写真をいじるの面白いな。この前のトイレットペーパー滝の写真でもやってたけど、写真を記録やドキュメンタリーとしてのリアリズムから切り離して、単なる素材としてみると、それをいじるのは絵を描くのとほとんど違いがなくなってきて楽しい。

といってももちろん絵を描くのとは違いはある。このぐらいのいじり方だと、絵の7割ぐらいが出来てから空間の深みや色としての光を調整している段階だ。そしてその段階だけに限って言えば、やっていることにほとんど違いが無い。

写真を撮るときに、写って欲しいように写すのは手間も努力も技術も必要で、例えばそんな風に散歩していたりすると、せっかくの散歩が台無しになってしまうので好きじゃない。そして写って欲しいように写すために機材に振り回されるのもかなりウンザリする。そういう意味では欲しい結果があったときにレタッチを存分にするというのは、少なくとも自分にとってはとてもぴったり来る感じだ。

------------------------------------------------------------------

関係ないけど相棒のTimrick新しいブログを始めていて、これが自転車ブログなのだ。最新記事は俺のサドル。実は自分でも投稿できたりするので、あまりにマニアックな自転車ネタはあっちでやろうかと思っていたり。とりあえずはカーボンサドル計画が進行中だったりするので、それほど遠くないうちに何かしらアップされるかも。

090127-2.jpg090127.jpg夜に走るのは気持ちいい
自転車でもバイクでも車でも もちろん足でも
夜は速い
闇は外部情報を限定し内部情報を増幅させ空間を加速する
なんという万能感!

090115.jpg

Click to Enlarge

......... Older »

Powered by Movable Type

Profile

Archive

Comments

Feeds