本日の落書き。一枚目、おばちゃんがなかなかいい手をしていた。二枚目、年賀状用の牛のアイデア出し。毎年やってる干支架空生物シリーズなんだけど、牛は難しい。いつもは進化と適応からデフォルメを考えているんだけど、未来の世界で牛が生き残るとは思えないし、適応も考えにくい。だいたい去年のネタが巨大化したネズミ牛だしなぁ。防御と小型化のバリエーションで何とかまとめたいところ。もうちょっと牛を好きにならないとダメかも。ちなみにこのシリーズでは畸形と病気と内的身体感覚は取り入れないというのが自分の中でのお約束。
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本日の落書き。上のは例によって電車クロッキー。下のはドラゴンみたいな生き物。初めて描いたかも、ドラゴン。今までにも何度か描いてみたいと思ったことはあったんだけど、なんかありがちなのしか思いつかなくて描く気になれなかったんだよね。これも充分ありがちだけど…と思ったらついこないだそれっぽのを描いてたわ。いや、あれはオロチだから。とにかく一度まじめに描いてみたいモチーフ。
正月気分大好きなのに、これっぽちも味わえそうに無いサクバです。おめでとうございます。でも強引に味わいますけどね。美味しいお酒もあるしね。
画像は今年の年賀状です。
犬にはとても見えないかと思いますが犬です。毎年架空動物シリーズで発行されております。今年で四年目。ルを始めてから四年目ということですね。去年まではキネガワ堂で買い物してくれた人全員に送っていたんですが、今年それをやると500人ぐらいになってしまうんで、去年やり取りのあった人限定にしてもらいました。期待していた人がいたらゴメンナサイ。この小さい画像で我慢してください。あなたにとっても良い年でありますように。
さっき駅から歩いてくるとウグイスが二羽、目の前を飛んでいきました。ヤフーニュースでは天皇陛下の短歌が紹介されていて、そういうものなんだと初めて知りました。雲が空を覆っているけど軟らかく明るい朝は、歩いている人も誰もいなくて、緑色の錆びたトタンの倉庫がとてもきれいだったので携帯電話で写真を撮りました。と、こんなことを書いているとだんだん正月な様な気がしてきました。今年もよろしく。





電車で駅四つぐらいのところにお散歩。
気持ちよかった。
生物って面白い。つか、生物が面白くないわけがない。それが面白くなくてどこに面白いことがあるんだってくらいだ。だって、食い物だって異性だって他者だって全部生物だ。もちろん無機物だって食い物だったりするし、気象だって他者だったりするわけだけど、生物が生物であるがゆえに実現する経験の宝庫は何物にも代え難い。生物によって学習が可能になり、生物によって生かされ、生物によってあらゆるものが始まる。当たり前すぎてアホらしいかもしれないけど、それは自分が生物だからなんだな、きっと。
2/18(Fri) 6:22
昔、ほんとにもう10年以上前だけど、優れたプロダクト、良く出来た作品、があったら、それは他者の代わりになり得るんじゃないかと本気で考えていた時期があった。この幻想ってのは、物を作っている人間だったら一度は考えたことがあることだろうし、実際それを目指して表現の技術や科学的な技術が進化してきたんだってところは誰も否定できないと思う。その幻想を追い求めた結果がスピードと簡便性と多様性を備えたインターネットだったり、魅力的な外観と使い勝手と悦楽をもたらす自動車だったり、まるで生物のように合理的で美しく、その上からだの疲れを癒してくれる椅子だったり、本物の景色のようでありながらちょっとの嘘をつくことで逆に本物の美しさに気づかせてくれる絵だったりしたわけだ。でも、それらは全て表現物の枠を超えることはない、そう思うようになった。医学でさえただの表現物だ。法律だってただの表現物だ。つまりそれらは他者のようではあっても他者ではなく、せいぜいが鏡なのだと思う。たぶんどこまで行ってもこの問題は付きまとう。どんなに求めても鏡を越えることはないんだと思う。ロボットとかアンドロイドとかクローンとかバーチャルリアリティとか、そういうのの究極を考えてみてもそう言えると思う。で、おそらくその究極まで行った時に分かることがあるんだ。表現物とは鏡の別名であると。そして自我の境界を曖昧にするという冒険が、これまでにもずっとされてきたのに、何時だって誰だってやっているのに、あたかも今始まったかのような新しいこととしてもてはやされるようになる。■去年の年末に個展をやったヴァニラ画廊がフリーペーパーを発行することになって、そこに短いけどエッセイを書きました。連載にしてくださいと言われているけど、文章をこういう形で提供する経験が今まで無かったのであまり自信がない。まあ成り行き次第かな。内容はいつもここで書いているようなことです。たぶん画廊に行けばもらえると思うので欲しい人はどうぞ。
■おとといテレビを見ていたらダーウィンの番組をやっていてその中に出てきたファンシーピジョンというのが面白かった。金魚とか犬みたいに配合を繰り返して作った鳩です。金魚や犬は見慣れてしまっているけど、これって要するに畸形を作り出して畸形同士を交配させることで種として定着させるわけで、いわゆるペットとか家畜の不気味さみたいなものが見慣れていない分新鮮に感じられる。しかしこれらの人工的な変異種も遺伝子の可能性の一部分であることには変わりが無いということを考えるともっと驚く。ランチュウが自然発生的に定着するという可能性だって絶対に無いとは言い切れないわけだ。ランチュウに住みやすい、いやむしとランチュウで無ければ生き残れないランチュウ的世界。そのような世界では水が赤かったり、まっすぐ泳げないことが必要だったり、肉垂れが性的アプローチだったりするんだろう。
■ウチのアクセス解析からマックユーザーが減ってきている。元々このサイトはマックを使っている人が異常に多く見に来ていて、なんと全体の25%がマックユーザーだった。有り得ない数字です。ところがそれが今は15%ぐらいになっている。これでも充分多いわけですが、マックはどんどん少数派への道を歩んでいるというのはどうも確かみたいだ。別にマックが絶滅したところでかまわないんだが、ひとつしか選択肢が無い状況というのはまったく好ましくない。Linuxでもなんでもいいから対抗勢力にはなんとしても頑張ってもらいたい。
■と、今日はなぜか箇条書きの日。ちょっとやってみたかったの。
ニホンザルが仙台市の街中を逃げ回っているというニュースをやっていた。凄いな、サル。掴みどころのない配管だってスルスル登っていってビルの屋上まであっというまに行ってしまう。森の中で見たらそんなに驚かないけど、街中だとその異常な運動能力にビックリしてしまう。スパイダーマンだってあんな風には動けないよ。あんなに軽々とどこにでも行けたらどんなだろう。ある意味空を飛ぶより憧れるかも。うーん、一日でいいからサルになってみたい。
前にこのNEWSで写真を載せた小さなネギ洗い場に、でっかいウシガエルが住み着いた。今日はのうのうとひなたぼっこをしていた。主だヌシ。そのネギ洗い場からオタマジャクシが孵りそうな大きな水場といったら何百メートルも離れているというのに、びょんびょんと飛び跳ねながらやってきたのだろうか。そういえば何かの雑誌で蛙というのは水の匂いにものすごく敏感で1キロや2キロぐらい(たしかそんなものだったと思う。もっとかも)離れていても、わざわざ遠くからやってくるんだそうだ。テリトリーを分散させて少しでも繁殖の可能性を高めようという魂胆なのかもしれない。それにしても似合いすぎる。そこで鳴いているのは聞いたこと無いけど、近所の人は ヴァーッ ヴァーッ という声に怖がっているか辟易しているかじゃなかったら喜んでいるに違いない。いいな。
ミミズがいっぱい道路の上で死んでいる。50センチ置きぐらいで。歩いても歩いてもミミズの死骸は途切れることがない。前にもこんなことがあったような気がするが、いつのことだか思い出せない、というより足元のミミズに思い出そうとする行為が阻まれている。交尾でもしようとしたのか?土の中じゃやりにくそうだし。ミミズはどうやって交尾するんだっけ?そしてお役ご免の雄ミミズだけが死んでいるのか?ミミズに雄と雌はあるのか?どうでもいいや。とにかくミミズを踏まないように歩くのは大変だ。今は道の両脇に草地があるが、もし世界が果てしなく続くミミズの死骸だらけの広大なアスファルトの道路になってしまったらどうだろうかと考えた。それは道路でさえないけれど道路のほうがいい。世界はミミズの死骸であふれたアスファルトの道路なのだ。そこでは俺は、ほんとに途方に暮れるに違いない。
今日描きました。出稼ぎ中はガラージュが進められないので勘弁して下さい。これはきのう書いていた家畜海豚のイメージ。海豚好きの人には怒鳴られそうだな。
豚小屋とか海辺に打ち上げられた大量のクジラとか、大きな生き物が密集している状態って怖くてドキドキしてしまいます。見ちゃイケナイものを見てしまったような感じです。しかもそんな生き物が本来の身体能力も奪われて食うことしかできなくて、それがとても貪欲だったりするとほんとに恐い。過剰に剥き出しな何かを感じる。
でもこういうイメージってそれが家畜だったりすると、強力すぎてかなり全体が引っ張られそうな気がしました。お話の骨組みになってしまうぐらい。上手くねじ伏せることが出来ればいいんですけど。

サクバ氏はゆっくりするどころか、寝る時間もとれていないようである。
早いとこ年賀状を印刷せねば。



PaintingPP.の一人金魚祭りを見ていたら描きたくなったので自分のとこのPBBSで描いてみた。
そういえば昨日俺ウソ書いちゃったなー
PBBSの新しいヤツ、「しぃペインター」はもうダウンロード出来るようになっていた。ただ設置用の掲示板がまだ対応できていないやつがあるだけだった。ということはもう使えるってことだね。
しかしあれだけのものがタダで公開されているってスゴイよなー。リナックスとかもそうだし、世界中の人間がネットやコンピュータのために膨大な時間をシコシコと捧げ続けているわけでしょ。だからなんだってわけじゃないけど、その膨大さを想像することもできないぐらいの膨大さは、それだけで口をぽかんと開けるしかないっていうか、圧倒されるっていうか、気が遠くなるっていうか、卒倒しそうになるっていうか、とにかく変われるものがあるなら変わっちゃうぐらいの、ひょっとすると変わらないと思っていたものでも変えちゃうぐらいのパワーがあるよなぁ、と思ってしまうわけです。いまはまだ、ネットやコンピュータそれ自身のための変化でしかないように見えても、それを決定的に超えちゃう瞬間が来るんだろうな。良いことでも悪いことでもなく物理的な力がそうさせるんだ。とんでもねぇ。
今日、ガラージュやプリントサンプルの包装の材料なんかを漁りにジョイフル本田という超大型ホームセンターに行ったのですが、そこのペット売場で撮りました。なんか綺麗だったので。
前のNEWSでも一回紹介しましたが、このお店、とにかくでかくて品揃え豊富で安いんです。でも今回はスペシャルボックス用の箱とかに変なものないかなと思って行ったので、その辺の収穫はありませんでしたけども。知り合いにアクリル職人が居るのでちょっと相談してみようかな。
あと設定画集のための印刷情報を探していたら良いサイトを見つけました。個人でやっている印刷会社みたいで、上のバナーをクリックすると小ロット印刷についての有益な情報がとても親切に書かれています。コピー機もかなり進化してるんですね。出力結果を見て確かめてみたい。しかし10万ぐらいで出来るんだったら、部数作ってもいいかなと思ってしまいました。これだった2000円ぐらいで売ることが出来る。でもそんなに欲しがってくれる人がいるか疑問ですが。マニュアル兼だったら悪くないけどどうなんだろう。悩むなぁ。
我が家のモンスターのスクープ映像を撮ることに成功いたしました。コイツが風呂場などに出現するのですよ。苦手な人もいるかと思うので(とかいいながら、この前はムカデの写真をアップしてしまいましたが、基本的に超主観で決めているのでごめんなさいまし)最初に字を書いています。ああ、見たくなさそう、って人はスクロールするのを止めましょう。
いや美しい生物です。ホレボレするほど。でもコイツが肌の上を這い回ることを想像したりなんかしてしまうと、オワー!ってなっちゃうんですよ。好きでそんなことするわけじゃないだろうにほんとに申し訳ないんですが、こればっかりはねぇ。梅雨時の蒸し暑い日なんかにはコイツが6匹とか壁に張り付いていたりすることもありますからね。ちゃんと風呂場を修理すればいいんですが(引っ越してきた当時はしっかり手を入れたんですが、元が悪いのでグズグズになってしまってほとんど外です)こういうのってやっぱり相当気合い入れないと出来ないので、どうにも後回しになって、毎年オワーッとなってるわけであります。
ま、そんなに大した写真でもないし前振りはこれぐらいで。





関係ないけどマクロ写真は面白いなぁ。
虫の写真ばっかりアップしてると見てくれる人減りそうだけど、サクバワールドは節足動物抜きでは語れないので、仕方ないやね。
亀もひなたぼっこ。
てのは嘘でこれはおとといの写真。
でもきっと今頃ひなたぼっこしてる。
これもおとといだけど、2メートルぐらいのアオダイショウ。
ひさびさに見た。
捕まえようかと思ったんだけど、何する当てもないので、そのまま触って遊んで眺めてました。ヘビを首に巻くと気持ちがいい。ひんやりしていて滑らかで。頭から尻尾に向けて手のひらの中を通すとスルスルと行くのに、逆だだとカリカリと腹のウロコが引っかかる。
とにかく今日はいい天気。
でも寝ないとダメなので、そろそろ寝ます。
いい天気の気持ちで寝よう。